EC決済とは?決済方法の種類や選び方をわかりやすく解説します!

EC決済はECサイトを運営する人に欠かせない決済方法です。ECサイトを開設する際には、自分で導入したり決済会社を選んだりする必要があるため、しっかりと押さえておくことが大事です。

今回は、ECサイトを始める人向けにEC決済にどのような種類と特徴があるのか、決済会社を選ぶポイントについて分かりやすく説明していきます。

目次

EC決済とは?

EC決済とは?

EC決済とは、ネット通販において、顧客が代金を支払う際の決済方法のことです。オンライン上で決済できるものやATMに訪れなければいけないなど、顧客にとって最適な決済方法が異なるため、場合によっては商品購入画面で離脱する可能性が考えられます。

そのため、商品購入のコンバージョンを高めるために、決済方法の種類が豊富であることは重要なポイントのひとつと言えます。

ECサイトの主な決済方法は6つ

ECサイトの主な決済方法は6つ

ECサイトの主な決済方法は以下の6つです。

  1. クレジットカード決済
  2. 銀行振込
  3. 代金引換
  4. コンビニ決済
  5. 電子マネー
  6. キャリア決済

オンライン上で決済できるものから、自分の足で銀行口座やコンビニに訪れて支払う形まで様々な方法があります。決済方法によっては手数料などのルールが異なるため、どのような違いがあるのかを詳しくみていきます。

1.クレジットカード決済

ネットショッピングで最も代表的な支払い方法として、クレジットカード決済が挙げられます。クレジットカードは顧客の信用をもとに、カード会社が先払いして顧客が後から請求書をもらって後払いする仕組みです。提携開始とのポイントが得られるお得なメリットがあります。

商品購入時にカード情報を記入するだけで支払いができて簡単なことから、多くの人に利用されています。

2.銀行振込

銀行振込は商品購入確定後に、顧客が提示された振込先に代金を支払う仕組みです。銀行口座があれば利用できるため、クレジットカードのない人が利用しやすい方法です。

お店側も同様に銀行口座があれば、すぐにECの決済方法を導入できます。デメリットとして、顧客が代金を口座に振り込んだかどうかを確認する必要があるため、商品発送に時間がかかることや振り込みの確認が必要などの手間が増えます。

3.代金引換

代金引換(または代引)は商品を受け取ったと同時に、発送会社に代金を支払う仕組みです。現金のやり取りができることや家から出る必要のないことがメリットです。クレジットカードのような複雑な仕組みがなくシンプルな決済方法です。

郵送会社がお店に代金を払って、商品購入者から代金を直接回収することもあり、振込と代引手数料がかかることがデメリットです。

4.コンビニ決済

コンビニ決済は顧客がコンビニに訪れて商品の支払いをする仕組みです。商品購入後に支払い番号が表示され、その番号をコンビニ側に伝えると支払い情報をもとに代金の支払いを行います。

コンビニでは近所にあることが多く24時間支払いできることや、カードもしくは現金払いができるため、便利でクレジットカード決済と同様に多くの人に利用されています。

5.電子マネー

近年利用者が増えてきている決済方法が電子マネーです。電子マネーの代表的なものとしてSuicaやICOCAなどの交通機関で利用できるカードが代表的ですが、WAONやnanacoといったカードが電子マネーとして利用されています。

価格の安いもので利用しやすいことや還元率が高いことから、電子マネーユーザーを狙いたいお店にはおすすめの決済方法です。価格が高いものはプリペイドでチャージしなければいけないため、利用されにくいことがデメリットです。

6.キャリア決済

キャリア決済は契約している携帯会社の携帯利用料とともに支払う決済方法です。携帯電話さえ契約していれば利用できるため、クレジットカードを持っていない10代の若者によく利用されています。

顧客は個人情報を入力しなくていいことから商品購入の手間が少ないため商品購入を促進しやすいものの、手数料の高さがデメリットとして挙げられます。商品の価格が高い場合は、携帯会社の利用限度次第で購入されにくくなることもあり、低価格の商品に最適です。

ECサイトの決済方法を選ぶ際の3つのポイント

ECサイトの決済方法を選ぶ際の3つのポイント

ECサイトの決済方法を選ぶ際のポイントは以下の3つです。

  1. ターゲットの年齢層に合わせて選ぶ
  2. 費用で選ぶ
  3. セキュリティー面で選ぶ

決済方法が多いことは、様々な顧客に対応できるため最善ではありますが、利用料がかかりすぎることもありコスト面での負担が大きくなります。

そのため、決済方法は自分のスタイルや顧客層に合わせて選ぶことも重要です。ここからは決済方法を選ぶポイントを押さえていきましょう。

1.ターゲットの年齢層に合わせて選ぶ

商品のターゲットが10代なのか社会人なのかなどを定めて、ターゲットに合わせた決済方法を選びましょう。例えば、10代の間はクレジットカードを利用せずに支払えるコンビニ決済や代金引換などが有効的です。

逆に社外人であればクレジットカードを持っている人が多く、ポイントや支払う時間と手間を考えると手軽なクレジットカード決済が選ばれやすくなります。商品がどのターゲット向けなのかを考えながら、ターゲットに見合った支払い方法を選択してみましょう。

2.費用で選ぶ

決済会社を利用することで、それぞれ商品金額の割合に応じて支払ったり、商品あたりに数百円の利用料を支払ったりなどの手数料における費用がかかります。一見手数料が安く感じるかもしれませんが、積み重ねていくことに多額の費用がかかって負担になるため、手数料の少ない決済方法で選ぶこともひとつの選択肢です。

また、代行会社も企業によって手数料が異なるため、費用を比較しながら自分にあった代行会社を選ぶこともポイントです。

3.セキュリティー面で選ぶ

不正利用をする人から顧客の個人情報を守ることは、お店を信用してもらうために最も重要なことなため、セキュリティー面を重視することは大事です。万全のセキュリティー対策を講じる決済代行会社が理想的ですが、よりセキュリティーを強固にしたい場合はセキュリティーの代行会社を利用することもおすすめです。

カード決済の際に3Dセキュリティが講じられているかなど、決済会社のセキュリティー面を事前に確認しておくことをチェックして判断してみましょう。

まとめ

まとめ

EC決済とは何なのかを踏まえた上で、どのような決済方法があるのか、決済方法を選ぶポイントを紹介しました。顧客の利便性やターゲットを踏まえた上で、お店に見合った費用の決済方法を選ぶことがポイントになります。

顧客のコンバージョンを上げるためにも、EC決済を充実させていきましょう。自分でEC決済を選ぶのが難しいと感じたり、不安なことがある人はFULLTIMEに問い合わせしてみて下さい。お店に見合ったものを一緒に選んで、最適なものを選んでいきます。

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