たまごリピート利用企業様で、導入数の多いロボット5選!
RPAを導入したいけれど、「何が自動化できるのか分からない」「何を自動化したら業務が円滑に進むのか知りたい」という方のため、今回は、たまごリピート利用企業様において、導入数の多いRPA5選を紹介いたします。
1位 アップセル処理ロボット
定期注文確定後のサンクスページやステップメールなどで、上位商品への切り替えを促すことをアップセルと言います。アップセルのオファーが成功した場合、定期注文が1人の顧客に対して2つ作成されるため、最初の注文のキャンセルを自動で行います。
- サンクスアップセル施策をやりたいが、既存定期のキャンセル処理などを運用するための人手が足りない
- メルマガでのアップセル施策を行なっているが、配信直後は受注が多く、コース切り替えが間に合わない
- コールセンターにアウトバウンドでのアップセルを委託しているが、受注作成などの作業も依頼すると費用が上がってしまう
複数の商材を扱っているため、アップセル施策で受注する件数も多く、変更作業の抜け漏れもよく発生していました。RPAロボットによる自動化に置き換えたことで、夜間に作業を終わらせておくことが可能になり、人間は朝出社して、RPAロボットが除外したものだけをチェックすれば良い状態に!結果的に、約90%ほどの業務時間削減になっています。
2位 配送方法の自動変更
コンパクト便は、配送費用削減施策としてよく利用されています。しかし、複数商品を購入した場合、通常、宅急便が自動選択されてしまいます。あらゆる商品の組み合わせを想定し、条件に当てはまる注文は、発送方法を宅急便からコンパクト便に自動変更するロボットです。
- 配送費用削減のため、お客様の購入個数や、商品の実数に合わせて、最適な配送方法に変更したい。
- コンパクト便の導入を検討しているが、購入個数に合わせて手動で配送方法を変更する場合、工数がかかるため利用できていない。
以前からコンパクト便の導入を検討していましたが、注文1件ずつの配送方法の変更まで人手で取り組むとなると作業量増加につながるため、躊躇していました。
ロボットの導入により、作業量は変わらず、月に約3,300件程度の配送方法が自動で変更され、100万円以上のコスト削減に繋がっています。
3位 再与信・与信NGキャンセル
通常、与信が通らないお客様に対しては、①再与信をかけ続ける②一定期間後与信NGの注文をキャンセル③与信NGに関するメール連絡 の3ステップの対応行います。弊社のRPAロボットは、それぞれ1工程ずつ対応するため、全てを導入いただくと、95%以上の与信NG関係業務を効率化することが可能になります。
- 毎日再与信をかけた方がいいことは分かっているが、人手不足のため取り組めていない。
- 与信NGの回数(初回と定期2回目以降)によって対応方法が異なるため、難易度が高い。
- 与信NGの際、代引きに変更して商品を配送したいが、運用が大変そうなので躊躇している。
- 要対応のお客様が与信NGに紛れ込み、対応の抜け漏れに繋がっている。
全体の95%が自動化され、導入前は2週間毎に行っていた再与信とキャンセル対応を毎日実行できるようになりました。
常に最新の情報に更新されるため、緊急対応が必要なお客様の抜け漏れが無くなり、ミスが減りました。
再与信を定期的にかけ続けることにより、与信通過率が上がり、売上もアップしました。
4位 シークレットコース切り替え
アップセル施策のひとつとして、「あなたへの特別なご案内です」という切り口でメルマガを送る、シークレットコースご案内手法があります。特に、Google Form利用してアップセル申し込みを受け付けることで、支払い情報等の入力無しで注文変更ができるため、受注率は高くなる傾向があります。RPAを導入すると、Google Form経由でのアップセル注文の受付およびその後の処理をカート内で自動対応させることが可能になります。
- 新しいアップセル施策を試してみたいが、なかなかいいアイデアが思いつかない
- シークレットコースの案内施策を既に実行しているが、反響が大きく、作業工数が増えてしまった
施策運用後、1日200件以上のアップセル注文があり、毎日対応作業に追われていましたが、ロボット導入後は、80%が自動化され、業務負担が減りました。
シークレットコース施策は非常に効果が出ているため、他の定期製品やグループ会社でも同様にRPAを利用し、施策運用を行なっています。
5位 在庫集計・在庫予測
在庫管理や在庫集計が細かくできていない場合、発注ミスを引き起こすなど、機会損失の原因になります。弊社のRPAを利用いただくことで、過去30日の在庫数を集計し、未来の予測在庫数をご確認いただけます。過去の在庫数データをもとに、未来の在庫数予測を自動計算するため、ベテランの勘に頼らずとも、正確な発注を行うことが可能になります。
- 在庫管理は発注担当者の勘に頼っており、過去に発注ミスが出たこともあるため、正確に在庫集計を行いたい
- 既に在庫集計は行なっているが、1ヶ月後など未来の在庫数を正確に予測したい
今までは月末にまとめて翌月の在庫数を予測し、発注を行なっていたため、在庫切れや発注忘れなどでお客様にご迷惑をお掛けしてしまうこともありました。
ロボット導入後は、集計の手間もなくなり、毎日情報が更新されるため、必要在庫を常に保有できており、非常に助かっています。
たまごリピート利用企業様のインタビュー(チュラコス株式会社様)
たまごリピートをご利用中で、一部の業務について弊社のRPAを導入しているチュラコス株式会社様にインタビューを行いました。チュラコス株式会社様では、アップセル同梱処理の自動変更および不正注文検知ロボットをご活用いただいております。
RPA導入の結果、1ヶ月約100万円の送料が削減され、コストダウンに大きく貢献いたしました。また、不正検知ロボットの導入により、業務工数に余裕ができたため、お客様対応など別の業務に時間を使えるようになったとのことです。件数が多い単純作業の処理にお悩みの方は、ぜひ下記インタビュー記事をご覧ください。